足や爪、頭皮の水虫予防とマット共用の注意点

水虫とは、白癬菌というカビの一種が、皮膚の角質層に寄生することで起こる皮膚の病気です。この白癬菌は足以外にも手や頭皮、体にも感染しますが、ほとんどが高温多湿な環境である足に起こる症状です。
白癬菌は、髪の毛や爪、角質、動物の毛などに含まれるケラチンというタンパク質を好んで栄養源とし、土壌に宿るものや動物に宿るもの、人に宿るものなどがあります。
足の水虫を起こすものは、ほとんどが人から人に感染するヒト好性菌です。
高温多湿を好む白癬菌は、皮膚表面や汗が残っているアルカリ性の皮膚環境にも繁殖しやすい状態といえるので、毎晩入浴して足や体、頭皮をしっかりと洗い、よく乾燥させて弱酸性の状態に保つことで予防することが可能です。
ただいくら体や足を清潔にしても、足ふきマットを共用すると感染する可能性もあるので、家族に水虫の人がいる場合にはマットは分けて利用しましょう。

白癬菌が感染する部位によって、皮膚の症状は異なります。
足にできる水虫は、足の指の間によくみられ、赤く熟した皮が剥けたり、白くふやけた状態になります。また足の裏の土踏まずのあたりにできた小さな水疱は、時間が経つと赤くなって皮が剥けていきます。
爪にできた水虫は、爪全体が白くなり、表面にたて皺ができることもあります。足の水虫とは違い内服薬で治療するのが一般的です。
手にできた水虫は、足の水虫と同じような症状で、足に比べると発症の割合は少ないのが特徴です。
頭皮にできる場合には、東武に円形や楕円形の脱毛巣を作り、子供に多くみられる症状です。近年犬や猫などのペットから感染することが多くなってきています。

感染しないためには、日常生活から心がけることが大切です。
帰宅後には足の指の間をよく洗ったり、通気性のよい靴を選ぶ。こまめに床の掃除をしたり、マットを共用しないなど、日頃から予防を心がけることが重要です。